試合前のアップ、この人に注目!
練習から試合再現の状況つくるオスカー
<この人がベストサポーター:磐田オスカーGKコーチ>
鮮やか&豪快なプレーでファンを魅了するアスリートたち。数々の表舞台で活躍する選手を陰で支えるのが、「裏方」と呼ばれる人たちだ。彼らの存在があるからこそ、選手たちが本番に集中して臨めているといっても、決して過言ではないだろう。10日から、その貴重な「ベストサポーター」を紹介していく。第1回は、J1磐田で日本代表守護神GK川口らの指導に当たるオスカーGKコーチ(45)に話を聞いた。
ブラジルから来たオスカーGKコーチが、新風を吹き込んでいる。7月から指揮を執るアジウソン監督の厚い信頼を受け、来日。川口をはじめとする磐田GK陣を日々鍛え上げている。
オスカー「パワーを大切に考えている。トレーニングでは、ジャンプと組み合わせたり、いろいろなバリエーションを使っている」。
日本とブラジル。身長や筋質など身体能力にこそ差はあるが、指導方針では独自の理論を貫いている。
オスカー「練習から常に試合を再現する状況をつくっている。腹筋をするときでもボールを蹴る。日本のキーパーコーチも、左右の足を使って練習することを今後の課題にしてほしい」。
幾多のスーパースターを輩出する、サッカー王国ブラジルで育った。専門分野で教えることはあっても、教わることはないと思われるが、日本に来て学んだことは少なくないという。
オスカー「サッカーはグローバル化されているが、日本の選手たちはプロ意識がものすごく高い」。
川口や五輪代表候補松井は、代表とクラブを往復。コーチによって「色」が出やすいため、難しい部分も否定できないが、不安は一切ないと強調する。
オスカー「代表に呼ばれることで本人も周囲もモチベーションが上がる。練習方法が少し変わっても、プラス効果は大きい」。
今季も残りわずか。天皇杯制覇や来季も見据えて、オスカーGKコーチが磐田最後の砦(とりで)をより強固なものにしていく。(日刊静岡版より)
第一印象は、いかつくて、怖そうな人だなっていう印象があったオスカーコーチ。
大久保で練習中に、カメラを向けた所、気が付いて手を振ってくれました。
セリビア戦の時も、気が付いて手を振ってくれたりと、すっかりファンになってしまいました。
GKコーチなので、いち早くピッチに登場することもあり、注目してみるととても面白い方です。
サポーターを鼓舞するように声を上げたり、隊長のように手で胸を叩いてみたり、明るくて陽気な方です。
ブラジルでは骨董品のお店を経営されているとかで、甲府での試合の際、和太鼓の演奏に一人トラックまで出てきて熱心に見つめる姿も印象的でした。
沢山ボール抱えて、最初にピッチにやってるくオスカーコーチ。
ちょっと早めに席について一度、注目してみてください。