対ヴェルディ戦

笑いゴンが口火、東京Vに6―0 前田、カレンが2発



磐田が6―0で東京Vに圧勝し、勝ち点28で暫定3位に上がった。



ヤマハスタジアム 磐田 6(3―0 3―0)0 東京V 

▽得点者【磐】中山(3)前田2(8)カレン2(7)太田(4)▽観衆 13649人

磐田は東京Vを攻守に圧倒して大勝した。

 磐田は立ち上がりからパスを素早くつないで攻め込んだ。先制点は前半5分。村井、前田とわたり、中山が落ち着いてけり込んだ。その後も攻め手を緩めず、名波、福西ら中盤が自由にボールを回して守備網をかいくぐり、30分に福西のスルーパスから中山がシュート。こぼれを前田が押し込んだ。5分後には前田がミドルシュートを突き刺した。

 後半は相手にボールを支配される時間を耐え、村井の粘りから、名波の折り返しを途中出場のカレンが決めると一方的な展開となり、太田、カレンとゴールを積み重ねた。守っても前線から激しいプレスを掛け、DF陣も集中してゴールを割らせなかった。



名波さん「内容も結果も完勝。ボールも良く動き、バランスよく動けた。そう快」と総括した。

茶野さん「アップからいい雰囲気で、集中していた」

村井さん「相手守備も遅れていた。中山さんも前田君もよくボールを追っていた」

服部さん「これで良しとしないで、修正点はしっかり修正していく」と引き締めた。

カレンさん「前田さんもシュートを打っていたから、狙った。でも入るとは思わなかった」。前節・広島戦の不発に「ショックを受けていたから、良かった」と会心の笑顔を見せた。


静岡新聞より)